ゲイアプリを使って相手を探している人は多いと思いますが、出会いの方法はゲイアプリだけではありません。
他にも一般のマッチングアプリやSNSなどのサービスを使って相手を探すことも可能です。
ここではゲイアプリも含め、ゲイアプリ以外のツールを使ってゲイと出会う方法を紹介します。
ゲイが出会えるアプリの種類
ゲイが出会えるアプリの種類として以下の3つがあります。
- ゲイアプリ
- 一般のマッチングアプリ
- SNS
このうちゲイの出会いで一般的なのはゲイアプリですが、一般のマッチングアプリやSNSを使って出会いを実現しているゲイも多いです。
ここでは、それぞれの特徴とメリットやデメリットを紹介します。
ゲイアプリ
ゲイアプリとはゲイの出会いを目的としてサービスを行っているアプリです。
ゲイアプリに登録しているのは基本的にゲイ・バイのみなので、他のセクシャリティの人とアプリを通じて出会うことはありません。
それではゲイアプリの特徴、メリット、デメリットを紹介していきます。
ゲイアプリの特徴
ゲイアプリはゲイの出会いに特化したサービスです。
ゲイアプリは日本でリリースされているものもあれば、外国でリリースされているものもあります。
今でこそ色々なゲイアプリがありますが、最初にゲイアプリが登場したのは2008年~2009年頃でした。
ゲイアプリが誕生するまではゲイの出会いの方法と言えば、ゲイバーやハッテン場、掲示板などが一般的でしたが、ゲイアプリが登場したことによって自宅にいながら自分の好みのゲイを探せるようになりました。
ここではゲイアプリのメリットやデメリット、主なゲイアプリを紹介します。
ゲイアプリのメリット
ゲイアプリのメリットは、何といっても気軽に相手を探せる利便性と、少ないコストで探せるコスパの高さで、多くのゲイアプリは無料でサービスが提供されています。
より詳細に相手を探したいときや、セキリュティを強化させたい場合は有料会員になった方が良いケースもありますが、無料会員でも相手を探せるゲイアプリがほとんどです。
またゲイアプリは登録しているすべてのユーザーがゲイなので、自分のセクシャリティを隠すことなく相手を探せるメリットもあります。
ゲイアプリを使って相手を探す方法として、メッセージのやりとりやGPS機能を使って自分の近くにいるゲイを探す方法、コミュニティに参加して自分と気が合う相手を探すなどがありますが、どれも面倒な設定や使い方は必要なく気軽に利用できます。
またゲイアプリによってコンセプトが異なり、本気の恋愛がしたい人が多く利用しているゲイアプリもあれば、遊びや体目的で相手を探している人が多く利用しているゲイアプリもあります。
コンセプトに合ったゲイアプリを利用することで自分の希望する出会いを実現しやすくなります。
ゲイアプリのデメリット
ゲイアプリのデメリットは、サクラや業者などが登録しているゲイアプリも多いことです。
メッセージやチャットのやり取りで仲良くなった相手がいても、相手がサクラや業者だと、最終的に有料会員になるように促されることや投資やビジネスの話しになってしまって、出会いにつながりません。
もちろん本気の出会いを求めて利用しているゲイが多数なので、一般的に利用していてゲイやサクラに当たってしまうことはほとんどないです。
しかし、サクラや業者を見分けることは難しいので、もしサクラや業者とやりとりをすることになった場合に気付けないと騙されてしまいます。
ゲイアプリを使っているのは、純粋に出会いを求めているゲイだけだとは限らないという点に注意して利用することも大切です。
また、ゲイアプリに登録しているプロフィール情報や顔写真が悪用されるリスクや、個人情報が流出してしまうリスクもあります。
自分がゲイであることを完全に隠して生活していて、自分がゲイであることを周囲に知られては困るという方は、セキリュティ対策がしっかりしている有料アプリの利用がおすすめです。
主なゲイアプリ
ゲイアプリにはいろいろな種類がありますが、日本人ユーザー数が多い無料のゲイアプリを3つ簡単に紹介します。
アプリ名 | リリース年 | 特徴 |
9monsters ・ナインモンスターズ | 2011年 | 9個の属性に分けて出会えるブリーディング機能が秀逸。メッセージ、いいね機能、GPS機能などがある。無料で使えて登録者数も多いので初心者にもおすすめのゲイアプリ。 |
AMBIRD ・アンバード | 2019年 | 1000種類以上のコミュニティでつながることができるゲイアプリ。自分の趣味、好みなどに合う出会いができるので友人・恋人探しに最適。国内産のアプリなので外国産のアプリが怖いという人におすすめのゲイアプリ。 |
Grindr ・グラインダー | 2009年 | アメリカやヨーロッパで圧倒的なユーザー数を誇るゲイの出会い系アプリ。国籍、人種に関係なくさまざまな人が愛用していて、日本でもナインモンスターズと並んで多くの人が利用している。遊び目的で利用する人が多い。 |
一般のマッチングアプリ
一般のマッチングアプリとは主に男女の出会いを目的としたもので、機能・性質などはゲイアプリとほとんど変わりません。
ゲイアプリと異なるのは、さまざまなセクシャリティの人が利用している点です。
以前は男女の出会いに特化したマッチングアプリが大半でしたが、最近は自分の好みのセクシャリティを設定して、それに合う人を検索してマッチングできるマッチングアプリも増えています。
ゲイと出会えるかどうかはマッチングアプリの方向性やコンセプトによって変わりますが、ゲイの出会いをサポートしている大手マッチングアプリなら、ゲイアプリよりもスムーズな出会いにつながることもあります。
ここでは一般のマッチングアプリを利用するメリットやデメリット、主なマッチングアプリを紹介します。
一般のマッチングアプリの特徴
マッチングアプリとは、出会いたい男女を結びつけるアプリのことです。
恋人や結婚相手を探すために使用するアプリで、体目的や遊び目的で利用している人も多くいます。
「ゲイアプリがあるのでマッチングアプリを使う必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、ゲイアプリとマッチングアプリを運営している企業は異なり、規模だけ見ると一般のマッチングアプリの方が大きいアプリが大半です。
利用客数が多いということは、それだけサービスやセキリュティにかけられる資金も大きくなるので、安全性や信頼性がより担保されていると考える事もできます。
最近は一般のマッチングアプリでもゲイに絞って検索できるサービスを導入するなど、性別に関係なく利用できるアプリが増えているので、ゲイ同士の出会いを実現するツールとして活用できます。
一般のマッチングアプリのメリット
ゲイがマッチングアプリを使うメリットとして、利用客数が多いのでゲイアプリでは出会うことができないゲイと出会えるケースがあることです。
大手のマッチングアプリになると数百万人以上の登録者数がいます。
ゲイアプリと同じように基本的に無料でサービスが利用できるので、コストをかけることなく相手を探せるメリットもあります。
また国内製のアプリが多いので、外国製アプリに抵抗がある人も利用しやすいです。
ゲイアプリと一般のマッチングアプリの2つのアプリを使いこなして、効率よく相手を探しているゲイは少なくありません。
また多くのマッチングアプリはコンセプトがはっきりしているので、
- 結婚したい人
- 遊びたい人
- やりたい人
- 恋がしたい人
など目的に応じて選ぶことができるのもメリットです。
マッチングアプリのデメリット
マッチングアプリのデメリットは、ゲイ以外の人もたくさん利用していることです。
自分のセクシャリティを隠して利用している人がマッチングアプリでゲイとの出会いを求めていると、周囲の人に自分がゲイであることを知られてしまうケースがあります。
またマッチングアプリにもゲイアプリと同じように業者やサクラが紛れていることがあるので、利用する場合は騙されないように注意する必要があります。
マッチングアプリは無料で利用ができるアプリもありますが、男性が有料で女性が無料になっているアプリも多く、ゲイは男性になるのでお金を払わなければならない場合もあります。
また、ゲイの出会いに特化している訳ではないので、アプリによってはゲイと出会えないこともあり、ゲイの出会いをサポートしているアプリを利用する注意も必要です。
主な一般のマッチングアプリ
マッチングアプリにはいろいろな種類がありますが、ゲイが出会いやすいマッチングアプリを3つほど簡単に紹介します。
アプリ名 | リリース年 | 特徴 |
Tinder | 2012年 | Tinderはアメリカで開発されたマッチングアプリですが、日本人ユーザー数が非常に多く有名人も使っています。旅行や出張先の国が同性愛禁止かどうかを教えてくれる機能や好きなタイプを同性に設定することなどができます。 |
ワクワクメール | 2001年 | ワクワクメールは2001年にサービスが開始された出会い系サイトでアプリもリリースされています。「大人の募集」の男同士をチェックすることでゲイの相手を見つけることができます。老舗のマッチングアプリなので安心して利用できます。 |
ハッピーメール | 2018年 | ハッピーメールは2000万人を突破するほど会員数が多い出会い系サイトです。プロフ検索で同性を検索するとゲイを見つけることができます。 |
SNS
SNSとは、social networking service(ソーシャルネットワーキングサービス)のことです。
個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援するサービスです。
ゲイアプリや一般のマッチングアプリのように出会いを促すサービスではありませんが、SNSを使ってゲイ同士の出会いを実現している人も多く、ここでは、SNSを使ったゲイの出会いについて紹介します。
SNSの特徴
SNSの特徴は、インターネット上に友人や知人の集まりなど社会的なコミュニティを構築するためのサービスであることです。
これだけだと「ゲイ同士の出会いにどうつながるのか分からない」という人がいるかも知れませんが、SNSは知らない人同士で簡単につながることができます。
検索機能などを使えば、ピンポイントに自分の好みのゲイや同じ目的を持ってSNSを利用している人と出会うことも可能です。
ここではSNSのメリットやデメリット、ゲイが出会うためのツールとして使っている主なSNSを紹介します。
SNSのメリット
SNSのメリットは基本的に無料で使えるサービスであり、なおかつ信頼性が高い企業のサービスなので安心して利用できることです。
ゲイアプリやマッチングアプリだと新しい機能を使おうとした場合に別途料金が発生するケースもありますが、SNSは新しい機能を使うための追加費用が発生しません。
また有名人もたくさん使っているサービスであり、セキリュティ・プライバシーの面でも安心して利用できるメリットがあり、ポイント稼ぎのサクラや業者も少なく、騙される心配もほとんどありません。
SNSのデメリット
SNSを使った出会いのデメリットは、もともと出会いを促すために作られたサービスではないため、確実に出会えるとは限らない点です。
すべてのユーザーが出会い目的で利用しているわけではないので、タイプの人がいたとしても相手が出会いを求めていなければマッチングはできません。
またSNSは一般人もたくさん利用しているので、ゲイがなかなか見つからないデメリットもあります。
検索機能やハッシュタグなどを使ってゲイの相手を探すこともできますが、ゲイアプリに比べると出会いを求めているゲイのユーザー数は多くないので、住んでいるところによっては相手が見つからないこともあります。
主なSNS
SNSにはいろいろな種類がありますが、ゲイが出会いやすいSNSを3つほど簡単に紹介します。
アプリ名 | リリース年 | 特徴 |
2006年 | 日々のつぶやきのメッセージを最大140字という制限のもと投稿できるサービスです。投稿されたメッセージはツイートと呼ばれます。ハッシュタグなどでゲイ・出会いなどを検索すると出会いを求めているゲイを見つけることができます。 | |
2010年 | Instagramは写真や動画を共有できるSNSで、写真や動画などを視覚的に楽しむことを目的として作られているサービスです。Twitter同様にハッシュタグなどを用いて出会いを求めているゲイが探せます。 | |
2004年 | Facebookは実名で写真や動画を共有できるSNSです。Facebookにはゲイ専用のページも開設されており、検索でゲイと入力すれば、さまざまなゲイ専用のページを見つけることもできます。 |
いろいろなアプリを使って出会いを実現させよう
このようにゲイが出会えるツールはゲイアプリだけではなく、一般のマッチングアプリやSNSなどを利用することで相手を探すことが可能です。
1つのサービスにこだわる必要はなく、ゲイアプリ、一般のマッチングアプリ、SNSのサービスを同時進行して、出会いを求めているゲイは多くいます。
上手に活用して最高の出会いを実現させましょう!