HeeSay(ヒーセイ)は、いわゆる「近くの人を探してチャットして会う」だけのゲイアプリとは少し違い、出会い機能(近くの人/検索)+交流機能(投稿/ライブ配信/ボイス)が同居しているコミュニティ型のゲイアプリです。
そのぶん機能が多く、初見だと「結局どれを使えば会えるの?」と迷いやすいのも正直なところ。
この記事では、初心者が迷子にならないように、①全体像 → ②会える最短ルート → ③各機能の具体的な使い方(コミュニティ含む)の順で、深く丁寧に解説します。
- HeeSayって何?(Blued系アプリをどう捉えるべきか)
- はじめ方:登録〜初期設定(ここで差がつく)
- プロフィール作り:HeeSayは探される設計(タグ&自己紹介が重要)
- 探し方:近くの人(GPS)を会える検索に変える
- いいね・フォロー・チャット:HeeSayは会話の道具が多い
- ここからが本題:HeeSayのコミュニティ型攻略(ライブ配信・投稿・ボイス)
- ライブ配信:出会い目的でも見る側が一番強い
- 配信する側:会える配信の作り方(やるならここだけ)
- 投稿(フィード/Moments):最強の初手メッセ補助装置
- ボイスルーム:顔出しなしで人柄を伝えられる
- グループ/コミュニティがある場合の使い方(表示されている人向け)
- 身バレ対策の要:写真の見せ分け&消えるメッセージ運用
- 課金(Premium)との付き合い方:初心者が損しない考え方
- よくある詰まりポイントQ&A
- まとめ:HeeSayは「会うまでの道」が複線化しているのが強み
HeeSayって何?(Blued系アプリをどう捉えるべきか)
HeeSayは「出会い」だけじゃなく居場所を作るタイプ
HeeSayを理解する一番早い方法は、まず「出会いアプリ」としてではなく、ゲイ向けコミュニティ(SNS+配信+チャット)として見てしまうことです。
- 近くの人を探して会う(マッチング)
- 投稿(フィード)で日常を見せる/共通点を作る
- ライブ配信で人柄が伝わる(交流が生まれる)
- ボイスルームで顔出しなしのつながりが作れる
- その上で、気が合えば会う
この「複線の導線」が、HeeSayの最大の特徴です。
2025のHeeSayは「出会いアプリ」+「SNS/配信アプリ」
HeeSayの理解を最短にするなら、まずは次の3つの柱で覚えるのが早いです。
- A:出会い(近くの人/検索/チャット)
- B:交流(投稿/ライブ配信/ボイス)
- C:安全・プライバシー(写真の見せ分け/消えるメッセージ等)
この3本柱が分かると、「どの機能を触るべきか」が一気に整理されます。
はじめ方:登録〜初期設定(ここで差がつく)
まずは登録
HeeSayはiOS/Androidの両方で配布されています。
最初に理解しておくこと:公開プロフィールはネット上の名刺
どの出会いアプリでも同じですが、HeeSayも「公開プロフィール」は他のユーザーが見ます。
だから最初にやるべきは、身元が特定されやすい情報を置かないことです。
- 勤務先・学校名・最寄り駅・本名・SNSアカウントは、最初から書かない
- 写真に制服、社員証、特徴的な背景(会社のロゴ、店名)が写らないようにする
- 「今いる場所」の詳細を書きすぎない(近くはアプリが勝手に出すので十分)
通知設定は最初に整える(返信率に直結)
HeeSayは交流導線が多いので、通知が荒れると疲れます。
「通知が多い」→「アプリを開かない」→「出会いが起きない」になりがち。
おすすめ
- メッセージ通知:ON
- ライブ配信通知:必要ならON、疲れるならOFF
- いいね・フォロー通知:好み
プロフィール作り:HeeSayは探される設計(タグ&自己紹介が重要)
写真の最適解:盛るより「安心感」
コミュニティ型のアプリは、写真で勝つより会話の入口がある写真が強いです。
おすすめ構成(初心者向け)
- メイン:雰囲気+清潔感(顔出し抵抗あるならマスク/角度でもOK)
- 全身:体型が分かる(加工しすぎない)
- 趣味:ジム/カフェ/旅行/映画など「話しかけやすい」写真
- 生活感:好きなもの(料理、本、犬猫、景色など)
顔出しが怖い人ほど「趣味・生活の写真」を増やすと、メッセが始まりやすいです。
自己紹介は3点セットで書くと強い
自己紹介は長文より、相手が返信しやすい形が最優先。
自己紹介の3点セット
- 目的:友達/恋活/飲み/まずは話したい など
- 会える時間帯:平日夜/土日/不定期
- 会話の入口:好きなもの(映画、筋トレ、旅行、サウナ、グルメ)
例(コピペOK)まずはメッセから仲良くなれたら嬉しいです。平日夜か週末が多め。映画とジムが好きです。おすすめあったら教えてください!
タグは「検索される言葉」を置く(盛りすぎない)
タグや属性項目は発見される鍵になりやすい一方、盛りすぎるとキャラがぼやけます。
目安
- 趣味タグ:5〜10
- 価値観タグ:3〜5
- 生活スタイル:3〜5
探し方:近くの人(GPS)を会える検索に変える
初心者がやりがちな失敗:最初から絞りすぎる
「理想条件で絞る」→「誰も出ない」→「アプリが過疎だと思う」
この流れが一番もったいないです。
正しい順番(この型でOK)
- 近くの人で母数を確保
- 軽い絞り込み(年齢帯・距離を広めに)
- 反応が返りそうな相手から当てる(プロフィールが埋まってる/投稿がある/最近オンライン)
距離のコツ
- 近すぎる距離だけにすると母数が減りすぎる
- 会える優先なら、少し広めが安定
いいね・フォロー・チャット:HeeSayは会話の道具が多い
初手メッセは「共通点→質問」で終える
いきなり口説くより、共通点を拾って質問で終える方が返信が返りやすいです。
テンプレ(コピペOK)
- プロフ型:「○○好きなんだ。最近だと何が一番ハマってる?」
- 投稿型:「投稿の○○いいね。あれ系好きなんだけどおすすめある?」
- 近い型:「近いね!普段このへんいること多い?(無理なら全然OK)」
音声・GIFの使い分け(文章力がなくても勝てる)
- 相手が短文 → こちらも短く+GIF(温度感を合わせる)
- 会話が硬い → 音声を1回(空気が柔らかくなる)
- 会う話をする前 → 位置共有(会う前提が自然に作れる)
会話が苦手な人ほど「文章で完璧にしない」。
道具でラクをするのが正解。
会う前の最強ムーブ:5分通話
交流機能が多いアプリほど、会う前にワンクッション挟むと事故率が下がります。
おすすめ手順
- メッセが10往復くらい続く
- 「よかったら5分だけ通話しない?」
- 話しやすければ「今度ご飯/カフェどう?」へ
ここからが本題:HeeSayのコミュニティ型攻略(ライブ配信・投稿・ボイス)
HeeSayを「近くの人」だけで使うと、どうしても普通の出会いゲイアプリの範囲で終わります。
HeeSayが本当に強いのは、コミュニティ導線を使って会話の入口を量産できることです。
ここでは「何ができる」「どう使うと出会いに繋がる」を、操作の流れで説明します。
ライブ配信:出会い目的でも見る側が一番強い
ライブ配信の役割
ライブは、プロフィールや写真より 人柄・ノリ・空気感が分かります。
つまり「会って失敗しにくい相手」を見つけやすい。
見る側の最短ルート(初心者はこれだけでOK)
- ライブ配信タブを開く(下部メニューにあることが多い/名称はLIVE等)
- まずは好みの系統を探す(雑談/筋トレ/音楽/料理/外配信 など)
- いきなりDMではなくコメントで軽く挨拶(「こんばんは」「筋トレ何してる?」「その曲いいね」みたいに配信内容に乗る)
- フォローして次回も追える状態にする
- 2〜3回顔を出して認知が取れたら、そこで初めてチャットへ
なぜDMより先にコメント?
ライブコメントは「その場の会話」なので、相手に負担が少ないからです。
突然DMは警戒されやすいですが、コメントは自然な交流として入りやすい。
送る側(ギフト文化)との付き合い方
投げ銭・ギフトがあるタイプの配信では、出会い目的の人がやるべきは「課金で殴る」ではありません。
- 最初はコメント中心
- 本当に良いと思った時だけ少額
- ギフト後に重いDMはしない(お礼をもらって終わりでOK)
この距離感が一番、関係が壊れません。
配信する側:会える配信の作り方(やるならここだけ)
配信ジャンル(初心者向けで強い)
- 雑談(最強。会話が生まれる)
- 筋トレ(視聴理由が明確)
- 料理/食事(一緒に食べたい導線に繋がる)
- 外配信(街の空気感が出る)
会うに繋げるコツ(超重要)
- 配信で「会う募集」を前面に出しすぎない(警戒される)
- 代わりに、視聴者に質問を投げて会話を作る「ジム派?家トレ派?」「おすすめの店ある?」
- 仲良くなった人だけ、後からチャットで自然に誘う
- 「今度その店一緒に行く?」みたいな配信の延長が一番強い
投稿(フィード/Moments):最強の初手メッセ補助装置
投稿の目的は「バズ」ではなく会話の材料
出会い用途での投稿の役割は、拡散ではなく 初手メッセが楽になることです。
投稿があるだけで、相手は「話題」を拾ってくれます。
最低限これだけ投稿すればOK(テンプレ)
- 近況:「仕事終わり。今日は軽くジムだけ」
- 趣味:「最近○○観てハマった」
- 質問型(これが強い):「おすすめのサウナある?」「今度の休み、何してる?」
投稿→チャットへ繋がる導線
- 相手があなたの投稿に反応(いいね/コメント)
- そこからチャットで会話が始まる
- 共通点が最初からあるので、雑談が続きやすい
「メッセが続かない」人ほど投稿を使った方がいいです。
文章力の問題じゃなく、話題の土台がないことが多いので。
ボイスルーム:顔出しなしで人柄を伝えられる
ボイスルーム(音声ルーム)がある場合、これは顔出し抵抗がある人/文章が苦手な人にとって、めちゃくちゃ相性が良いです。
使い方(出会いに繋げる型)
- まずは聞き専で入る(最初から喋らなくてOK)
- 空気が分かったら、短く自己紹介「東京、ジム好き、今日は聞き専です」くらい
- 共通点がある人にだけ短く話しかける
- 盛り上がった相手をフォロー → 後でチャットへ
メリット
- 文章より人柄が伝わる
- 顔出し不要
- 会話が成立する相手だけが残るので、時間効率が良い
グループ/コミュニティがある場合の使い方(表示されている人向け)
もしアプリ内で「Group」「Community」等が見えている場合は、こう使うと安全です。
- グループは「複数人での雑談」「共通テーマでの交流」「イベント調整」に向く
- 1対1で詰める前に場を共有できるので、警戒心が下がる
- 初心者は 参加→発言少なめ→雰囲気に合う人だけ個別へ の順が安全
身バレ対策の要:写真の見せ分け&消えるメッセージ運用
HeeSayのような多機能アプリは、公開で見せない・必要な相手だけ見せるを徹底すると一気に安心します。
公開プロフィールは薄くていい
- 顔は雰囲気でOK
- 個人情報は書かない
- 趣味や目的は書く(会話の入口)
プライベート写真の運用(鉄板)
- 公開写真:雰囲気
- プライベート:顔・体型が分かる写真(信頼できる相手だけに開放)
消えるメッセージの使いどころ
- 住所、最寄り、連絡先など残したくない情報
- 会う直前の集合場所
- 事情がある人のセンシティブな会話
※どんな機能でも「絶対安全」はないので、消える前提でも言いすぎないが鉄則です。
課金(Premium)との付き合い方:初心者が損しない考え方
HeeSayのような多機能アプリは、無料でも使える一方で、「検索の精度」「便利機能」などが課金で解放される場合があります。
いきなり課金しない方がいい理由
- 自分の地域で人がいるか分からない
- どの機能が必要か分からない
- まずはアプリの空気を掴むのが先
賢い課金のタイミング
- 無料で1〜2週間触る
- 「検索が詰まる」「会話が続くのに出会いが遠い」と感じたら短期課金を検討
- 長期課金は必要性が見えてから
よくある詰まりポイントQ&A
Q1:日本人は少ない?
地域差が大きいです。
HeeSayは国際色が強い印象になりやすく、都市部・観光地・深夜帯などで体感が変わります。
「日本人同士の出会い最優先」なら、他の国内定番アプリと併用が現実的です。
Q2:どの機能から触ればいい?
初心者は「近くの人→チャット」だけでOK。
慣れてきたら「投稿」「配信視聴」を足すと一気に出会いの入口が増えます。
Q3:身バレが怖い
公開は薄く、プライベートで段階開示が鉄板。
会う直前にだけ情報を渡す運用にすると安全度が上がります。
まとめ:HeeSayは「会うまでの道」が複線化しているのが強み
HeeSayは、単純な近距離アプリではなく、出会い(近くの人)×交流(投稿/配信/ボイス)×安全(見せ分け)が合体したコミュニティ型アプリです。
初心者はまずこの順番だけ覚えてください。
- プロフィール(写真・自己紹介・タグ)を整える
- 近くの人→軽い絞り込み→反応が返りそうな層へ
- チャットは道具でラクする(音声/GIF/位置共有)
- 短い通話→会う提案
- 公開を薄く+プライベート開示
- 投稿&配信(見る側)で話題の土台を作る

