日本ではゲイアプリが数多くリリースされていますが、ゲイのみが登録しているアプリもあれば、いろいろな人が登録してゲイ同士が出会える機能を有しているマッチングアプリもあります。
Tinderは男女問わずに利用しているマッチングアプリで、ゲイ同士の出会いもできるマッチングアプリです。
実際にTinderを利用して相手を探しているゲイも多く、ゲイアプリと同等のマッチング率を誇ります。
この記事では、ゲイアプリ・ゲイ出会い系のTinderの使い方を徹底解説します。
Tinder・ティンダーは男性も女性も使えるマッチングアプリ
Tinderはアメリカで開発されたマッチングアプリですが、日本人ユーザーも非常に多く芸能人も使っています。
位置情報を使った出会い系サービスを提要しているアプリで、相互に関心を持ったユーザー同士の間でコミュニケーションを取ることを可能にしています。
2012年に公開されて2014年には毎日10億回のスワイプが行われるに至り、スワイプ操作を用いるもっとも初期のアプリケーションになっています。
Tinderという英語には火を織す際の火口、それに用いる燃えやすい可燃物を指します。
世界中で広く使用されていて、30ほどの言語が使えるようになっているのも特徴です。
2014年の後半時点では毎月5千万人を超える人がTinderを利用し、平均して1200万組をこえるマッチングを成立させています。
Tinderの登録方法
Tinderは以下のサイトからアプリをダウンロードできます。
Tinderは基本的に無料で登録して利用することが出来て、登録も簡単にできるので、すぐにでも利用して相手を探すことができます。
登録の流れ
Tinderでアカウントを作成するためには、Facebookのアカウントか電話番号が必要になります。
Facebookからだと簡単に登録してサービスの利用ができますが、実名での登録になるので誰が利用しているのは知り合いにバレてしまう可能性があります。
身バレを防ぐためには電話番号登録がおすすめです。
プロフィール、各種設定
Tinderのアカウントが作成できたら次はプロフィールの設定になります。
プロフィールの設定は「プロフィール写真の設定」「自己紹介文作成」「最長距離」「表示対象」「年齢範囲の設定」項目が必要です。
プロフィールを事前に設定しておくことによって、他のユーザーが検索したときに見つけやすくなります。
プロフィールは後から設定することもできますが、早めに設定しておいた方がより早くマッチングできる可能性を高めることができます。
またゲイとマッチングするためには表示対象を「ゲイ」に設定しておきましょう。
ちなみに設定できる性別は、ストレート、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、アセクシャル、デミセクシャル、パンセクシャル、クィア、クエスチョニングなど計9つとなっています。
年齢の範囲については自分がマッチングしたい相手の年齢の設定になりますが、18~100才以上で設定ができるので自分の好みや用途に合わせて設定しておきましょう。
利用している年齢層やタイプ
Tinderは一般的なマッチングアプリであり、男性・女性ともに18歳以上から利用することができます。
高校生の利用はできませんが、大学生以上の利用はできるので、大学生が友達探しをするアプリとしても広く使用されています。
また本気の恋愛、遊び目的、友達探し、ビジネスパートナー探しなど、利用している人の目的もさまざまです。
これだけいろいろな出会いを求めて利用している人がいるので「自分の希望する条件に合う相手と出会うことはできるのだろうか?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし、検索機能などが充実しているので、自分の好みを絞って相手を見つけられます。
Tinderの同性愛者に特化した機能
Tinderは世界中のゲイが利用しているマッチングアプリなので、日本人ユーザーの中には海外旅行に行ったときに現地のゲイと出会って遊びたいという目的の方もいます。
ゲイアプリはさまざまな国の人と出会える魅力がありますが、その一方で同性愛が厳しく禁じられている国も少なくないのが実情です。
旅行や出張した先が同性愛禁止の国だった場合に、そこで同性愛行為を行うと自分自身がその国の法律によって裁かれることになります。
同性愛に対する罰則は国によってさまざまですが、中には同性同士の体の関係が死刑になるような国もあります。
Tinderはこのようなリスクを減らすために「あなたが行こうとしている国は同性愛が違法です」と警告する機能を用意しました。
一口に同性愛が違法と言ってもシンガボールのように同性愛が違法とされていても実際に罰則がない国もあれば、ロシアのように同性愛をオープンにすると暴行を受けるリスクがあるような国もあり、旅行者にとって安全は、違法かどうかというだけで計ることができないものがあります。
このような曖昧な情報についても分かりやすくしたのがTinderの新しい機能です。
Tinderが男性も女性も利用できるマッチングアプリでありながら、ゲイアプリと言われているのは、同性愛に対する支援やサポートに力を入れていることが理由としてあります。
Tinderの使い方(基本編)
Tinderはシンプルな機能やインターフェースなので初心者でも使いやすいです。
Tinderを使って実際に相手を見つける方法を紹介していきます。
スワイプでlikes
Tinderにはlikesという機能が搭載されていますが、これは他のマッチングアプリで言うところの「いいね」に該当します。
あなたが気になっているという思いを相手に伝えられる機能です。
likesは12時間で120回送ることが可能で追加料金は発生しません。
追加料金を支払えば無制限にlikeを相手に送れるようになりますが、無料会員のlikesでも十分です。
相手がlikesを送ってきたら通知がくるので、そのlikesを送ってきた人を確認してマッチングする方法があります。
ただし、相手を確認するためには有料会員にならなければなりません。
スーパーlikesという機能になりますが、自分にlikeをしてくれた人は自分のページに表示されやすくなるので、自分からアクションをかければ相手から反応が来る確率は高くなります。
マッチしたらメッセージのやり取りを通して相手と交流を深めていきますが「最初のメッセージをどうやって送ったらいいのか分からない」という方は多いでしょう。
相手からメッセージが来るのを待つのも良いですが、自分からどんどんメッセージを送った方がマッチする確率は高まります。
メッセージを送る際のポイントは、
- 挨拶
- 自己紹介
- プラスαの言葉
を心掛けて下さい。
たとえば
「はじめまして。こんにちは。マッチできてうれしく思います。ありがとうございます。○○さんの写真かっこいいですね!どこで撮っているんですか?」
のような感じで、必ず最後は話題を振って終わりましょう。
基本的に最初は丁寧語でメッセージを送り、相手が砕けたような感じでメッセージをくれたときは同じテンションで送っても問題はありません。
最初からため口で送ると、相手から悪い印象や軽い印象を持たれてしまう可能性があるので注意してください。
GPS機能
Tinderは位置情報機能を使って近くにいる人と出会うことができます。
そのために最長距離を設定しておきましょう。
最長距離は自分と距離が近い相手を探すことができて、ディスカバリー設定をすると最長距離範囲内の相手の位置情報が分かります。
最長距離は2kmから161kmまで設定ができるので、距離を短く設定すれば近くに住んでいる人、距離を長く設定すれば遠くに住んでいる人を表示させることができます。
ちなみにTinderの位置情報は最後にアプリを起動した場所の情報が取得されるため、自宅にいない限りは自分の居場所が特定される心配はありません。
また表示できる距離については2km以上からになるので、自宅で使ったとしても家の住所を特定される心配はありません。
自分の場所を好きに変更して使いたい人は有料プランに加入しましょう。
好きに位置情報を設定することができて、年齢・距離情報などを非表示にできます。
有料プランは月額1200円から加入できます。
TinderのGPS機能をメインに使って相手を探す場合、位置情報のずれが致命的になってしまうケースがあります。
位置情報がおかしい場合、以下の方法で対処ができます。
- ログアウトしてアプリを完全に閉じる
- アプリのバージョンアップをする
- 相手が起動していないと2人の距離がずれたままになる
特に多いトラブルはスマホやアプリの不具合で、正常にGPS起動が作動してないことによるものです。
スマホを再起動させたら改善することも多いので試してみてください。
位置情報を使った出会いは遊び目的や体目的が多くなっているので、もっと深い関係の出会いを求めているなら、メッセージのやりとりで関係を深めていくのがおすすめです。
Tinderの使い方(上級者編)
Tinderは無料会員でもlikes機能やGPS機能を使って出会うことができますが、出会いの確率を高めるためには有料会員になって機能を高める方法やInstagramと連携させる方法があります。
ブースト機能
ブースト機能とは30分間に自分の位置情報を使って表示されるエリアのトッププロフィールになれる機能で、1回410~480円ほどかかりますが、有料会員になると無料で利用できます。
ブースト機能はプロフィールに表示されるトップ画面の下に出てくる雷マークを表示すると使えます。
ブースト状態になるとさまざまなユーザーからlikesをもらうようになり、通常時の何倍ものマッチングが生まれます。
ブースト機能をきっかけにマッチングした場合はアイコンの下に雷マークが表示されるようになります。
ブースト機能を1回1回購入して使う方法もありますが、ブースト機能を使うとせっかく表示されるユーザーが増えているのに自分はlikesできない状況になります。
そのため、ブースト機能を買うよりも無制限にlikeができる有料会員の方が使い勝手はかなり良いです。
他にも有料機能でエリアを変更し、他のエリアのユーザーと効率よく出会うこともできます。
ブースト機能は使う時間帯によってもアクション率がかなり異なります。
朝や深夜などはアクティブユーザーが少ない時間帯になるので、できれば夕方から夜にかけての時間帯がおすすめです。
また20時以降になるとお酒を飲んで利用しているユーザーも増えてくるので、日中に比べると積極的なユーザーが増えます。
Instagramと連携させる
Instagramを利用している人は、TinderとInstagramを連携させることで写真のアピールができるようになります。
またInstagramと連携させることによって自分のプロフィールが他のユーザーに表示されやすくなり、マッチング率を高めることができます。
マッチング率が高まるのは写真でアピールしやすいのもありますが、それ以外にもInstagramのアカウントがユーザーの信頼度を高めることが理由の1つとしてあります。
Tinderの運営側の基本的なスタンスは「サクラや業者はできるだけ排除したい」というものです。
サクラや業者が多く利用していると、ユーザビリティが悪くなってユーザーとユーザーのマッチング率が低下し、出会いを求めているユーザーの満足度が下がります。
Instagramは比較的信頼性が高いSNSであり、活発に利用しているユーザーならサクラや業者の確率は低くなるので、アカウントを連携していないユーザーに比べて表示されやすくなるわけです。
Instagramを連携させる方法は次の手順になります。
- 左上の人のマークをタップする
- 写真右下のペンマークをタップする
- Instagramに接続をタップする
- Instagramにログインする
この手順で進めていくとInstagramをTinderに連携させることができて、相手がプロフィールを見たときに、自己紹介の下の部分にインスタの写真が表示されるようになります。
連携させる注意点としては、
- アカウントをフォローされる
- 写真を悪用されるリスクがある
などです。
また出会い系アプリを使っていることが知られることにもなります。
自分の素性を知られることなくInstagramの機能を連携させたいときは裏アカウントを作る方法もあります。
Tinderの注意点
Tinderはゲイアプリではないため、ストレートや女性も多く利用しています。
ゲイアプリの利用ならアプリを使っているのはゲイのみになるので、自分のセクシュアリティがアプリ内を使っているユーザーに知られるのは問題ありません。
しかし、Tinderは異性との出会いを求めている人が多く、中には自分のセクシュアリティを隠している知り合いがいるかもしれません。
マッチングアプリで知り合いに出会う可能性はあまり多くはないものの、学生や若い世代だと友達を探すために利用している人や恋人探しで利用している人も多く、特にGPS機能の利用をきっかけにバレてしまう可能性があります。
プロフィールに自分が特定される情報をなるべく載せず、メッセージのやり取りを通して相手に自分のことを伝えるのがよいでしょう。
またTinderは電話番号やFacebook認証などをして登録するため、他のゲイアプリに比べると使っているユーザーの信頼性は高いです。
しかし、無料で利用ができることから、サクラや業者の利用はゼロではありません。やりとりをした結果、相手に騙されてしまったという事例もあります。
サクラや業者は「プロフィール写真がネットから転用したもの」「定型文のようなメッセージが多い」「早く会おうとしてくる」などの特徴があります。
すべてのユーザーが善人ではないので十分に注意してください。
Tinderのまとめ
Tinderは世界一のマッチングアプリで、アプリを使って出会いを成功させているゲイはたくさんいます。
男性だけでなく女性も使っている一般的な出会い系アプリになるので、ゲイに絞ってマッチングしたい人にはやや不向きです。
ただし、likeやブースト機能、GPS機能など、出会いの機能は大手アプリということもあって高性能です。
Instagramと連携して使うとマッチ率を上げることができるので、Instagramユーザーにもおすすめです。
無料でも十分にマッチングできるアプリですが、出会いの可能性を高めるなら有料会員もおすすめします。