ネットが普及してさまざまなゲイアプリがリリースされていますが、ゲイアプリによって出会いの目的や利用の条件などは異なります。
ゲイアプリは、どちらかというと軽い出会いを目的としたものが多いですが、Bridgeは本気の出会いを求めるユーザーが多くいます。
今回はBridgeの使い方について徹底解説していきます。
Bridgeは本気の出会いに特化したゲイアプリ
Bridgeは真剣な恋をしたいゲイのためにリリースされたゲイアプリです。
2016年に国内でリリースされたアプリですが、アプリが開発されたきっかけになったのは「真剣な交際を求めているが出会う機会がない」「カミングアウトをしていないので周囲に気付かれずにパートナー探しがしたい」などの声です。
他のゲイアプリと大きく異なっているのは有料制であることや、審査が行われ、審査にクリアしたものしか利用ができないことです。
利用の条件を厳しくしているのは、中途半端なユーザーを淘汰することが理由としてあります。
誰でも利用できるアプリだと軽い出会いを求めているユーザーも増えますが、遊ぶためだけにお金を払ったり、審査を受けたりするのは手間もかかるしコストの面でもメリットはありません。
このようなシステムになっていることも、Bridgeに本気の出会いを求めるユーザーが集まる理由となっています。
また地上波テレビをはじめ、各種メディアで取り上げられる機会が多いのもBridgeの特徴です。
最近はLGBTの情報を発信するメディアも増えていて、ゲイの悩みを解決するツールの1つとしても注目されています。
Bridgeの登録方法
Bridgeは以下のサイトからダウンロードできます。
Bridgeをスマホにインストールしたら、次にプロフィールを入力して審査を受ける必要があります。
審査のポイントになる項目は次の通りです。
- 学歴
- 収入
- 雇用統計
- 職種
- 写真
- 自己紹介
アプリを利用できるのは20歳以上のゲイです。
これらの情報を入力して審査を受け、運営の審査をクリアできたらサービスの利用ができるようになります。
また人柄について疑問点がある場合、アプリの運営スタッフが人柄を確認して登録の可否を判断することもあります。
料金体系について
料金体系は以下のようになっています。
- 1カ月プラン:5600円
- 3カ月プラン:4266円
- 6カ月プラン:4133円
長期プランになればなるほどお得に利用ができます。
Bridgeはメッセージのやりとりなどを行って、ゆっくりと関係を深めていくアプリなので、1カ月プランだと期間が短すぎる場合もあります。
おすすめは3カ月プランです。
料金がかかる理由
「Bridgeを利用したいけど料金がかかるのでどうしようかな?」と悩んでいる方もいるかもしれません。
無料で利用できるゲイアプリがたくさんあるのに、お金を払う価値があるのか?と疑問に感じる人もいるでしょう。
そもそも無料のゲイアプリはどのようにして収益を得ているのでしょうか?
基本的には表示される広告宣伝費が主な収益となっていますが、それだけだと十分に運営できるほどの資金が入らないアプリも多く、中にはアプリで得た個人情報を外部に売って収益を得ているような怖いアプリもあります。
また無料で使えるならサクッと登録してセフレを探すこともできるので、このような目的で利用する人も出てくるでしょう。
Bridgeは広告を表示しない代わりに有料制を取っています。
料金がやや高値に感じるかもしれませんが、広告が表示されることや個人情報漏洩のリスクなどを考えると、他人に一切バレずにゲイアプリを利用するメリットの方が大きいです。
またお金がかかると気軽な利用ができなくなるので、自然と本気の出会いを求めるユーザーのみが集まります。
Bridgeは有料アプリという点がデメリットに捉えられがちですが、安心して利用するためには有料アプリの方が安全という考え方も出来ます。
Bridgeの3つのポイント
ここではBridgeを利用する上で知っておきたい3つのポイントについて紹介していきます。
プロフィールの開示制限で身バレの心配なし
Bridgeに登録したことが周囲にバレてしまうのでは?という不安を持っているユーザーもいますが、Bridgeにはプロフィールの開示制限があるので身バレの心配がありません。
プロフィールの開示制限とは、自分で「いいね」を押したユーザーしか自分のプロフィールを見ることができない制度です。
そのため、自分に興味を持ってくれた相手ユーザーが自分に「いいね」しても、自分が「いいね」しないと自分の情報を相手に知られる心配はありません。
Facebookと連動して使用することもできますが、Facebookの友達に通知が届くこともありません。
かなり厳格にプライバシーの管理や保護を行っているので、自分の情報が他人に知られてしまうという心配は不要です。
またFacebook認証を行う場合は友達が10人以上いることが条件になります。
不正ユーザーがいない
Bridgeを利用してサービスを利用するためには身分証明書の提出が必要になります。
提出できる書類は公的に認められているものに限り、他人の身分証明書が悪用されていないかどかも厳しくチェックされます。
このような厳格な審査体制があるため、業者やサクラなどはほとんどいません。
登録した情報については1カ月が経過すると自動的に消去されます。
公的な証明書を提出したからと言って、それが第三者に悪用される心配もありません。
GPS機能が搭載されていない
一般的なゲイアプリにはGPS機能が搭載されていて、位置情報を使って自分の近くにいるアプリユーザーを探します。
GPS機能は旅行や出張先で軽く出会いたいときに便利な機能ですが、その一方で自分の居場所がバレてしまうリスクがあります。
Bridgeは自分の居場所が他のユーザーに知られてしまうリスクをなくすため、最初からGPS機能を搭載していません。
そのため、アプリに位置情報を提供する必要もなく、自分の居場所を誰にも知られることなくアプリの利用ができます。
GPS機能が無くて不便だと感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、Bridgeはもともと軽い出会いを求めているアプリではなく、位置情報を使ってサクッと遊ぶような感じもありません。
アプリの方向性や目的などを考えると、特にGPS機能が搭載されていなくても問題ありません。
Bridgeはプライバシーマーク制度を導入しています。
プライバシーマークとは、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与する制度で、ユーザーはプライバシーの侵害の心配なく安心して利用できます。
Bridgeの使い方(初級編)
Bridgeは最初に希望する相手の条件を設定すると、その条件をもとに1日に3人ほどの候補者が出てきます。
たとえば、
- 居住地:東京
- 年齢:30~50歳
- 身長:170~190cm
- 体型:筋肉質
- 年収:400~600万円
に設定すると、これらの条件に合うユーザーが表示されるようになります。
希望する条件を細かくすればするほど該当するユーザー数は減ってしまい、場合によっては自分の希望に完全に合う相手が見つからないかもしれません。
基本的には条件をいきなり絞ってしまうのではなく、幅広い条件に設定してから少しずつ絞っていくのが理想です。
紹介されるのは1日に3人までになりますが、紹介されたユーザーのプロフィールなどをチェックして自分のタイプなら「いいね」を押します。
それに相手が「いいね」をしてくれたらマッチングが成立となって、メッセージのやりとりができるようになります。
自分に「いいね」をしてくれた人が最優先に表示されることによってマッチング率がより高まりますが、自分のことを「いいね」してくれるユーザーが多いと、紹介される人数だけで1日3人の枠が埋まってしまいます。
つまり、Bridgeでモテるユーザーになると自分から「いいね」を押してマッチングする可能性が低くなってしまうわけです。
モテるユーザー同士はお互いにいいねを送るチャンスがなく、本当の理想の相手がなかなか見つからない可能性もあります。
多くのユーザーに興味を持ってもらうために自分の希望条件を広めに設定するユーザーもいますが、希望条件が広いとマッチングが上手くいかない可能性があるので、ある程度は絞っておいた方が自分からも「いいね」をしやすくなります。
マッチングしたらメッセージのやりとりになりますが、本気の出会いを求めているユーザーが多いので、「メッセージを始めてからいきなり会いたい」と伝えてしまうと相手から引かれてしまう可能性があります。
お互いの自己紹介からスタートして、世間話も取り入れながら少しずつメッセージのやりとりをするのがコツです。
一方的にメッセージを送り続けてしまうと、相手からマイナスの印象を持たれてしまう可能性があるので、一方通行でメッセージを送ることはやめましょう。
メッセージのやりとりが続かない場合は、だらだらと引き延ばすのではなく、気持ちを切り替えて新しい人を探す方が効率的です。
他のゲイアプリと違って使っている分だけお金がかかる点にも注意しながら、マッチングできる相手を探してください。
Bridgeの使い方(上級編)
Bridgeを利用すると自分と気が合いそうなユーザーを表示してくれるので、マッチング率も高まりますが、実際に使っているとアプリだけではなかなか出会うことができないと感じる方もいるでしょう。
ゲイアプリのBridgeを使ってなかなか出会えないというユーザーの中には、Bridgeを運営している会社のサービスの1つであるBridgeラウンジに切り替える人もいます。
Bridgeラウンジはゲイの結婚相談所サービスで、ゲイの方々の真剣なバートナー探しをサポートしているサービスになります。
事前に恋愛に対する考え方のカウンセリングがあり、長期交際を目的とした人のみが利用できます。
マッチングの実績があるスタッフが1人1人の会員の属性や希望などをこまかくチェックし、しっかり合う相手を探し出してくれます。
またBridgeラウンジに登録をすると、ゲイアプリのBridgeを無料で利用ができます。
オプション料金で希望する相手と食事デートすることも可能で、コンサルタントがすべてのセッティングをしてくれるので忙しい人にも使いやすいです。
他にも大規模イベントやお見合いパーティーなども行っていて、いずれも追加料金を支払うことで参加できます。
イベントやマッチングだと自己PRが得意な人が有利になりやすいですが、Bridgeラウンジはコンサルタントが間に入ってサポートしてくれるので、誰でも確実に出会うことができます。
お見合い形式のマッチングサービスも行っていますが、コンサルタントが事前に相性を踏まえて紹介してくれます。
お互いに興味を持った相手とお見合いをするので、ミスマッチになる可能性は低いです。
Bridgeの注意点
Bridgeを利用する場合は、以下の点に注意しましょう。
利用規約に反する内容は削除される
Bridgeは真面目な出会いを求めているゲイアプリなので、他のゲイアプリでは許されるような投稿もBridgeだと許されないケースがあります。
書き込み内容は運営がこまかくチェックしていて、利用規約に反する内容は自動的に削除されます。
特に性表現や暴力、薬物に関する内容などは厳しくチェックされています。
内容によってはサービスが停止させられる可能性があるので注意してください。
また露出が高い写真や第三者のプロフィール、写真を使用した場合も利用停止、もしくは強制退会になります。
真面目に使っていればトラブルに巻き込まれることはありません。
退会するとすべての情報が消える
Bridgeのサービスを利用するためには有料会員になる必要がありますが、マッチングして相手が見つかったら退会するのが一般的です。
しかし、退会してしまうと登録していた情報は消去されてしまうので、マッチングした相手と上手くいかずに再び利用したいときは新しく会員登録をしてプランに入り直さなければなりません。
余分なお金を払わずに済むためにもマッチングが成立したとしても、有料会員の期限が終わるまではアカウントを残しておくことをおすすめします。
焦りは禁物
遊び相手や体目的でゲイアプリを利用する場合と違い、Bridgeを利用しているユーザーは長期的な関係を望んでいます。
失恋などですぐに新しい人と出会いたい、という人もいるかもしれませんが、基本的に焦って出会いを求めても上手くいきません。
メッセージで焦っているのが悟られてしまうと相手に警戒されてしまう可能性もあります。
お金がかかるので早く会いたいという人もいるかもしれませんが、最低でも3か月以上の余裕は持って相手探しすることをおすすめします。
Bridgeのまとめ
Bridgeは真剣な出会いを求めている人に適したアプリで、一般的なゲイアプリのように軽い感じの出会いに使用するアプリには不向きです。
また完全有料アプリになるので、お金をかけずにゲイとサクッと会いたい人にも適しません。
その代わり、恋人やパートナーが見つけたい人にはこれ以上ない優良アプリです。
国産のアプリということもあり、安心して利用できるのも魅力としてあります。
利用するためには審査を受けなければなりませんが、登録のハードルが上がっているおかげで業者やサクラもいません。
またゲイの結婚相談所のBridgeラウンジと併用して結婚相手探しをするのもありです。
Bridgeを利用して素敵な出会いを実現しましょう。