ROMEO(ロメオ)は、ゲイ/バイ/トランス/クィア向けの出会いアプリ兼コミュニティSNSで、昔からの名称「PlanetRomeo」「GayRomeo」で知っている人も多い定番サービスです。
世界規模のユーザー基盤を持ち、運営側も「世界で300万人規模」と発信しています。
ROMEOに「多い人」の傾向(リード用まとめ)
体感としてROMEOは、速攻で会うより、プロフィールと会話で相性を見て繋がる人が多いアプリです。
背景として、ROMEOはドイツ語圏発で長く使われてきた歴史があり、今も最大コミュニティはドイツ語圏と言及されています。
また、ドイツ国内では20代後半〜30代手前あたりが厚くなりやすい傾向があります。(※地域差あり)。
なので、ROMEOはざっくり言うとこんな人に刺さりやすいです。
- ヨーロッパ圏(特にドイツ語圏)と相性が強い/海外ユーザーと繋がりたい人
- 友達・デート・恋人まで、会話から丁寧に探したい人
- Footprints(足あと+褒めスタンプ)みたいな、軽いきっかけで距離を縮めたい人
- 趣味・嗜好・話題で繋がるGroups文化が好きな人(※Groupsは基本Web機能)
2026年に押さえておきたい「ROMEOの最新動き」
ROMEO公式の2024年末〜2025年の発信では、2026年に向けたUI改善や機能整理が語られています。
- TravelがRadar内に統合される予定(旅行での相手探しが一体化)
- GroupsはWebで重要な存在で、成人向け要素の比率が高くアプリストア制限が難点。2026年春〜初夏にWebリリースと同時に「Android Uncut」へ段階的導入を開始予定とされています
※「予定」は変更の可能性があるので、アプリ内アップデート情報も併せて確認が安全です。
ROMEOの使い方:登録〜出会いまで(初心者ルート)
インストール/登録
アプリを入れてプロフィール作成。
ROMEOは「プロフィールの情報量」で反応が変わりやすいので、最初から最低限を整えるのが効きます(写真・自己紹介・目的)。
WEB版:https://www.romeo.com/auth/signup
Radarで探す(ROMEOの基本)
ROMEOの検索はRadarが中心です。
「NEARBY / ACTIVITY / NEW」などで並び替えし、フィルターで条件を調整します。
フィルターのコツ
- 最初は絞りすぎない(母数が減って動けなくなる)
- 「ログインが新しい人(ACTIVITY)」を優先すると返信率が上がりやすい
Travel(旅行・海外)で都市を変えて探す
ROMEOは海外ユーザーが多いので、Travelで都市を変えると一気に会話が動くことがあります。
検索ヘルプでもTravel機能が案内されています。
ROMEOの「出会い導線」:Footprintsが強い
ROMEOをROMEOらしく使うなら、まずはFootprintsが最短です。
Footprintsとは?
相手に送れる褒め/合図のスタンプ的機能で、ROMEOを象徴する仕組みとして公式ブログでも何度も取り上げられています。
使い方(実戦)
- いきなり長文DMが重い相手には、まずFootprint → 反応があれば短文メッセージ
- 送るFootprintは「相手が不快になりにくい表現」を選ぶ(ROMEOはコミュニティ感が強いので、雑だと弾かれやすい)
QuickShare:写真(アルバム)共有の安全な使い方
ROMEOにはQuickShare(非公開アルバム)があります。
やり方は簡単で、相手プロフィールのアルバム欄からQuickShareを開き、Request access(アクセス申請)します。
コツ
- 申請は乱発せず、会話が温まってから
- 写真を見せて=すぐ会うではないので、目的を一言添えると印象が良い
連絡先管理(Contacts)とブロック上限に注意
ROMEOは「Contacts(保存)」に、FavoritesやBlockedも含まれる運用です。
無料ユーザーは保存できる数に上限(50件)があり、ブロックもこの枠を消費します。
「ブロックできない/保存できない」時は、Contacts下部の非アクティブ/削除済みを掃除すると解決しやすいです。
身バレ対策:GPS位置を隠す/ずらす考え方
ROMEOはストア説明で「実GPSを隠す」旨が触れられています。
さらにサポートでは、位置情報を「固定の場所に置く」発想(半径100km内で任意地点に固定)も説明されています。
おすすめ運用
- 自宅ど真ん中に置かない(最寄り駅一致を避ける)
- 旅行中はTravelを活用して、生活圏の露出を減らす
Web版が強い:Groupsや成人向け表示の扱い(2026注意点)
ROMEOは、アプリだけで完結するサービスというより「アプリ+Webで機能が揃うタイプ」です。
アプリ(iOS/Android)はチャットや検索などの基本機能を中心に使えますが、Web版にはアプリよりも踏み込んだ機能があり、Groups(コミュニティ機能)はWeb側で使うのが基本です。
また、ROMEOは成人向け写真(XXX)などセンシティブな表示の扱いがあるため、ストアの規約に合わせて表示や機能の出し方が分かれます。
iPhone(iOS)の場合は、成人向け表示のON/OFFをWeb側の設定で切り替える流れになっていて、アプリだけ触っていると設定場所が分かりにくい点に注意が必要です。
Androidも同様にストア規約の影響を受けるため、Google Play版とは別に、より制限の少ない 「ROMEO UNCUT(アンカット)」 が用意されています。
UNCUT版はPlayストアではなく、ROMEO公式サイトからAPKを直接入れる(手動インストール)方式なので、導入する場合は「公式配布元から入れる」「インストール許可設定を必要な時だけONにして終わったら戻す」など、安全面を意識して使うのが安心です。
ROMEOが向いている人/向かない人
向いている
- ヨーロッパ・海外ユーザーと繋がりたい
- プロフィールと会話で相性を見たい
- コミュニティ(Groups)や話題ベースの繋がりが好き
向かない
- 「今すぐ近所で会う」を最優先したい
- 日本国内だけで超大母数を求めたい(地域によっては密度差が出やすい)
よくある質問(FAQ)
Q. ROMEOは無料でも使える?
無料でもチャットや検索など中核機能は使えます(ストア説明でも無料機能が列挙されています)。ただし上限(Contacts 50件など)や快適性はPLUSで変わります。
Q. PLUSの課金はどこで管理する?
iOSはApp Store、AndroidはGoogle Playでの定期購読管理になります。
Q. Groupsはアプリで見られる?
基本はWeb機能です(アプリストア制限の文脈も含めて公式が説明しています)。
まとめ:ROMEOは「海外×会話×コミュニティ」で強い、老舗のゲイSNS
ROMEOは、Radarで探して、Footprintsで距離を縮め、QuickShareで関係を深める——という会話型が得意なアプリです。
特にヨーロッパ圏に強い歴史があり、海外ユーザーと繋がりたい人に向きます。
2026年はTravel統合やGroupsの段階導入などの話も出ているので、アップデート動向も含めて追うと面白いです。

